世界史No.13 インドの古典文明
インダス文明
インドの人々
現在のインドの人々は次の2つに大別されます。
- アーリア人
- ドラヴィダ人
最古のインド文明
前2300年頃~前1800年頃、ドラヴィダ人(≠アーリア人)の人々がインドの最古の文明インダス文明を築きました。
この文明下の優れた都市計画は、インダス川流域のモエンジョ=ダーロやハラッパーなどの遺跡に残っています。
モエンジョ=ダーロ
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=ダーロレンガ造りの住宅・沐浴場(大浴場)や、排水施設を備えた遺跡

インダス文明
遺跡からは、インダス文字が刻まれた印章などが見つかっています。
しかし、インダス文字は現在も未解読のままです。

モエンジョ=ダーロ
アーリア人は雷や火などの自然神を崇拝し、多くの祭祀をおこないました。
その神々への讃歌の集成が『リグ=ヴェーダ』です。
前1000年頃、アーリア人は肥沃なガンジス川上流域へ移動し始めました。
アーリア人は、移動した土地で先住民から農耕技術を学び、定住農耕社会を形成しました。
生産の余裕から、王侯・戦士・司祭など、生産に従事しない階層も現れました。

インダス文字が刻まれた印章
共通の職業を単位とする集団があり、他の集団の者と結婚したり食事した入りすることが制限されていました。
この集団をジャーティと呼びます。
ヴァルナ制とジャーティが結びつき、今日のカースト制度が形成されました。
カースト
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ヨーロッパ人による呼び名に由来(「血統」を意味するポルトガル語が語源)
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アーリア人の侵入
ヴェーダ時代以降
新たな宗教の成立とバラモン教の改革
#### 仏教の成立仏教は、ガウタマ=シッダールタ(尊称:仏陀)に創始されました。
ガウタマは、動物を犠牲に捧げる供犠、難解なヴェーダ祭式、バラモンを最高位とみなすヴァルナ制を否定しました。
ガウタマは、バラモン教の教えとは別に、輪廻転生からいかに脱却するかを説きました。
#### ジャイナ教の成立
ジャイナ教は、ヴァルダマーナに創始されました。
ジャイナ教は、ヴェーダ聖典の権威やバラモン教を否定し、苦行と不殺生を強調しました。
#### バラモン教の改革
バラモン教を否定する動きに対して、バラモン教に改革運動が生じました。
祭式至上主義から内面の思索を重視する探究ウパニシャッド哲学が始められました。
都市国家の成長
前6世紀頃、城壁で囲まれた都市国家がいくつか生まれました。
その中からコーサラ国やガンジス川流域を統一したマガダ国が有力となりました。
マガダ国では、この頃に成立した新しい宗教仏教やジャイナ教を保護しました。
