世界史
No.18 中国の古典文明

中国文明の発生

文明を生み出した2大河川

中国大陸では、次の2つの河川が文明を生み出しました。
- 黄河 :::lead 中国第2の河川で、流域は肥沃な黄土地帯が広がり、畑作中心 ::: - 長江 :::lead 中国第1の河川で、水稲耕作中心 :::
黄河と長江
黄河中流域には、彩文さいもん土器(彩陶さいとう)を特色とする仰韶ぎょうしょう文化が形成されました。
彩陶 :::lead 竜山文化の黒陶との区別に注意
前3千年、黒色磨研土器の黒陶こくとうを特色とする竜山文化が形成されました。
集落は互いに交流・争いを繰り返し、それぞれの地域で政治的統合をしていきました。
彩陶
彩陶・黒陶
:::lead >夏か中国最古の伝説上の王朝で、暴君の時に殷によって滅亡
この王朝については、その遺跡である殷墟いんきょの発掘で次のような実態が分かりました。
- 王都のもとに多くのゆう(城郭都市)が従属する形で成立 - 漢字のもとである甲骨こうこつ文字を占いの記録に使用 - 祭祀・儀式で使う酒器や食器に青銅器を使用
殷墟
殷墟

「周」の支配

前11世紀、西周)が殷の西側におこり、はじめ殷に服属しました。
やがて周は殷を滅ぼし、渭水いすい流域の鎬京こうけいに都を定めて、華北を支配しました。
周の王は、一族や功労のあった臣下、各地の以前からの長に封土ほうど(領地)を与えて諸侯とし、その地を代々統治させました。
そして、諸侯は卿・大夫・士などの臣下に、自らの封土を分け与えました。
このように上の者が封土が下に分与し、統治をまかせる仕組みを封建制と呼びます。
封土が代々継承されるため、家柄が重視され、同姓の父系一族宗族そうぞくを強く意識し、宗法を定めて結束を図りました。
封建制 :::lead 中国とヨーロッパのもので異なり、ヨーロッパでは個人的な契約に基づく主従関係